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2024.02.05
ブログスペアタイヤとは、走行中にパンク等したときに交換する緊急用のタイヤのことです。通常のホイールに装着されているものと同じタイヤです。
また、今主流とされているのがテンパータイヤです。黄色に塗装されたホイールやラインが1本入っている応急タイヤのことです。
通常のタイヤより少し外径が小さく、タイヤの幅も狭くなっています。
テンパータイヤを搭載する場合は下記の点に注意してください。
①速度制限
テンパータイヤはあくまでも緊急用のタイヤです。タイヤの幅が狭いためにグリップ力が低い等、走行性能は決して高くありません。
最高速度も時速80kmと定められており
走行距離は100km以内といわれています。
緊急用のタイヤなので、テンパータイヤを装着したら、速やかに標準タイヤと交換する必要があります。
②装着箇所
テンパータイヤは通常のタイヤよりも細いため
駆動輪に取り付けてはいけません。
前輪駆動車であればフロント、後輪駆動車であればリアに使用することは禁物です。
もし駆動輪がパンクしてしまった場合、後ろのパンクしていないタイヤをフロント側に、外した場所にテンパータイヤを装着してください。
スペアタイヤを使う機会はほとんどありませんが、定期的に点検をしておきましょう。
スペアタイヤの寿命は車内に保管されていることが多いため7〜10年といわれています。
しかしタイヤはゴム製品なので、使用していなくても劣化してしまいます。
ひび割れを起こしていないか等、タイヤの状態を確認しておく必要があります。
また空気圧が適正かどうか、少なくとも1年に1回は点検を行うことをおすすめします。
今はパンク応急修理キットというものも普及されていますが、有効期限は4年前後といわれています。走行距離や車種に応じてスペアタイヤを車に搭載しておくのも、万が一のことを考えれば安心なのかもしれません。