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2024.06.05
ブログ冬タイヤと夏タイヤは同じように見えますが、実際はかなり違いがあります。
さらに、冬タイヤと夏タイヤでは交換の目安にも違いがあるのです。
冬タイヤと夏タイヤの違いについて、タイヤの専門業者が分かりやすく解説します。
冬タイヤと夏タイヤには見た目や性能など3つの違いがあります。
・冬タイヤと夏タイヤは見た目に違いがある
冬タイヤは夏タイヤと比較して溝が深く、サイプ(タイヤ表面の小さな切込み)が多く入っているという特徴があります。
また、冬タイヤには「スタッドレス」などの表記や、スノーフレークマークが入っているところも特徴です。
冬タイヤはまさに「冬向け」という見た目をしています。
・冬タイヤと夏タイヤは適応する路面にも違いがある
冬タイヤは雪道や凍結した路面で活躍するタイヤです。
設計自体も雪道・凍結路用になっています。
対して夏タイヤは、雪道や凍結路ではなく通常の路面用の設計です。
冬タイヤと夏タイヤでは活躍する路面に違いがあります。
・冬タイヤと夏タイヤは性能にも違いがある
冬タイヤと夏タイヤでは排水性能も違っており、夏タイヤは路面の水を効率的に排水できる仕組みになっています。
冬タイヤは雪道や凍結路面での性能が高くなるように作られています。
冬タイヤと夏タイヤでは活躍する場面・季節が異なるため、それぞれのタイヤが必要になる路面・季節で性能を発揮できるよう設計されているわけです。
冬タイヤと夏タイヤの違いのひとつに「交換の目安」があります。
冬タイヤと夏タイヤでは「どのタイミングでタイヤ交換するか」の目安やチェック方法が違っているのです。
したがって、夏タイヤを使っているときに冬タイヤと同じように考えてしまうと「目安がよく分からない」と困ってしまう結果になります。
反対に、冬タイヤを使っているときに夏タイヤと同じように考えてしまうと「タイヤ交換はいつすべき?」と悩んでしまうはずです。
夏タイヤの交換の目安は「スリップサイン」です。
タイヤを使っているとすり減り、溝がどんどん浅くなってきます。
夏タイヤの場合は溝が1.6mmになるとスリップサインが出てきます。
このスリップサインが出たときが夏タイヤ交換の目安です。
冬タイヤの交換の目安は「プラットホーム」です。
冬タイヤの溝が5mmになったタイミングが交換の目安になります。
夏タイヤと比較すると残り溝に違いがあります。
冬タイヤと夏タイヤには、
・性能や活躍する路面、見た目の違い
・タイヤ交換の目安の違い
があります。
普段あまりご自身で車のお手入れをしない方や、車に乗るようになって間もない方の場合、「冬タイヤと夏タイヤの違いがよく分からない」というケースも少なくありません。
車のタイヤについて知っておきたい場合は、一度しっかり専門業者に話しを聞いてみてはいかがでしょう。
今後も車を運転する上で役に立つはずです。
当社は札幌のタイヤ専門店です。
タイヤ関連の疑問解決からタイヤ交換、買取・販売など、タイヤに関する幅広いサービスに対応しています。
冬タイヤや夏タイヤのことで分からないことや困っていることがあれば、お気軽に当社・ナインへご相談ください。